Moonの高輝度LEDライト X-Power780。
以前までCATEYEのEL540を使っていましたが、より明るいライトが欲しくなり購入。
何故明るいライトが欲しいと思ったのかというと、夜間に走ってて道路の脇からスッと出てくる飛び出しを牽制する意味がもっとも強かった。
確かに路面を照らせれば安全に走行しやすくなりますが・・・都心部では早々780ルーメンものライトが要るかというとどうでもないことの方が多いです。
街灯の多さで、780ルーメンであってもさして明るく感じない程なので。
ちょっと外れた所へ行けば、普通に街灯が少ない場所も多いので、そういう所ならいいのですが、そういう場所でもCATEYEのEL540どころか、オウルテックのハイラックス30くらいでも困らないレベルです。
路面ではそんな感じですが、飛び出しに関してはとにかく明るくしまくって路面を照らし、警戒させるしかない。自転車の傲慢と思うなかれ。いかに警戒して徐行してても、ギリギリのタイミングでスッと出てこられたら避けられたもんじゃありません。相手も歩きとは限らなく、自転車だったとしたら・・・
というわけで、めちゃ明るいライトという事でX-Power780を導入した次第。
とりあえずの外見と予備電池。
大きさはEL540よりも一回りほど小さいです。
EL540がゴロっとしすぎとも言えますが、780はバランスとして良いかもしれません。
・ブラケット
手締式でかなり強固に締められます。ガタガタの所を走ってもほとんど角度は変わりません。
ライト本体の固定も実に強固で良いですね。着脱も楽です。
・ボタン
ポン押しで点灯。最初は一番明るいモードで、押す度に落ちていきます。3段階まであります。2段階くらいさげても十分な明るさで、一番暗くしても特に不自由は感じませんが、当初の目的でもある、明るさで飛び出しを牽制という意味合いでは、上から2段階くらいまでが限度ですね。ボタンも大きめなので少々の手袋程度ではまるで問題ないと思われます。
二連打で点滅モードに入りますが、微妙にコレが災いしている。切り替えようとポンポンと調子よく押していくと、あまり速いと連打と認識されて点滅モードに入ってしまいます。EL540も同様のオペですが、EL540の素晴らしいところは、ハイとローしかないというシンプルさで、それほど連打せずに済むので点滅モードに入りづらいのにたいして、780は元の明るさにするには4回押す必要があって、うっかり行きすぎてしまうと連打して戻そうとして入りやすくなってしまう。
あと、ボタンは青・緑・赤というLEDが仕込まれていて、電池の残量がわかるようになっています。ハイモードで赤く点灯しても、光量を落とすと青になったりするので、ちゃんと計算はしてくれてるようです。ちょっとざっくりしすぎてて、参考になるのかならないのか・・という感じですね(^^;
・ランタイム
一番明るいモードで1時間半くらいのようですが、結構早めに赤ランプ点灯します。消えるまでつけてたことがないんで、カタログ時間が正確かどうかはわかりませんが、赤になると「うわヤバイ」とか思ってしまう。
とりあえず一番明るいモードは、ここは明るくしないとヤバイかなって所にとっておいて、2段階くらいの所のを常用したほうがいいのかもしれない。いくら明るくして注意を促すといっても、電池が切れてしまっては意味が無いので。
そこらへんは理想と現実のせめぎ合いなのでやむを得ません。
USBで充電するタイプのライトですが、実はUSBで給電しながら使う事が出来ます。電池にはよくない使い方ですが・・・なんと電池を外してもUSBから給電して使えます。なのでちゃんと固定出来る手段があるなら、外部電池を用意すればランタイムは無視出来るかもしれません。ただ、安定して動作しない可能性があって機器にも悪影響を与えるかもしれないのでオススメしません。もうどうしてもやらないと暗すぎて走れない!とかいう状況になったとしたら(ならないようにするのが重要ですが)そうやって使えばなんとか・・・その際に電池ははずさない方がいいですね。USB接続が不安定になって給電切れたら一瞬にして真っ暗になり危ないので。
とりあえずその1はこんな感じでざっくりレビューでした。
コンパクトだし相当に明るいので、結構オススメです。
デメリットといえば、予備電池の入手性の悪さでしょうか。あとは、前述した連打したつもりがないのに連打扱いされるのが煩わしい事くらいです。正直、個人的には自転車用ライトに点滅モードとか要らないと思うんですが・・・
あとは・・・値段が高いのが最大のデメリットでしょうか(^^;
まあこの明るさでこの値段だったら妥当だとは思いますが、妥当だから高くないというのはまた別の話で。
安い所で売ってたので買ったけど、定価のままだったら買ってないと思います(^^;
最近のコメント