« リュック | トップページ | モンベル:U.L.サイクルレインジャケットその2 »

2016年7月21日 (木)

モンベル:U.L.サイクルレインジャケット

モンベルの自転車用ULサイクルレインウェア
とりあえず、使い勝手がどうとかこうとかを説明する気になれません。

いや、使い勝手はいいんです。ただ、ベースとなる基本性能あってこそなので。
というのも、撥水&透湿性能の事です。

とにかく撥水力弱すぎです。本当に最初のうちは多少撥水もどきをしてますが、10分走ると濡れ染みが広がっていきます。もうそうしたら通気性なんかかなり失われてて、ムレムレスーツの完成です。
7月の中旬くらいの都心部の気温なので、蒸れないレインスーツはゴアといえどもそうそうないですが、これは特に蒸れやすい。同社のサンダーパスの方が遥かに蒸れません。

とはいえ、蒸れるけど防水力は結構あるようで、雨に濡れる事はありません。
ですが、袖なんかは半袖の上にこれ着ると腕の部分がびしょびしょになったような錯覚を覚えます。実際はびしょびしょにはなってませんが相当不快なのでアームカバーは必須と思います。それに肌に直接触れると皮脂汚れが内側からついて透湿性を損なうので。
とにかく撥水と透湿がもうだめだめなので、折角の機能性が台無しです。

秋から冬にかけての雨天ならちょうどいいかもしれませんが、濡れ染みがあるので結局は同じかもしれません。

買ったばかりでコレなので、買ったらすぐにモンベルのSRスプレーかなんか吹いて撥水力をあげるしかないかもしれません。あのスプレー1300円くらいするので、レインジャケット+1300円と考えたらなんか釈然としない物が。
せっかく買ったので、なんとか使えるレベルにしなくちゃもったいないので、1300円くらいの投資でどうにかなるんだったらどうにかしたい。
ニクワックスで撥水処理して乾燥機も使ったんだけどやっぱりたいして撥水せず。

用途としては、荷物の重量やスペースを取られたくないけどレインウェアはいれておきたい。万が一のお守り的に・・・という感じでしょうか。雨天決行でいくならもっと透湿性のすぐれたのを最初から着ていった方がいいと思います。あくまで突然降られちゃったらどうしようのお守りと考えた方がいいです。
日常で常用したいって人には他のをおすすめしたい。
前述した通り、夏以外の3シーズンならなんとか使えるかもですが。

モンベルなら、ゴアの緑色のサイクルレインウェア買ったら一番良かったんだろうなあという今日このごろ・・・とはいえ、通勤で使うにはちょっともったいない感があるのが難点。

というわけで、久しぶりにモンベルで残念な物にあたってしまいました。

|

« リュック | トップページ | モンベル:U.L.サイクルレインジャケットその2 »

レビュー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。